はやひろ
本日は、Web業界で元社畜エンジニアをやっていた僕が「エンジニアはブラックって聞くけど本当?」という今からIT業界への転職を考えている方への疑問に答えていきます。
実はこの疑問、当時大学4年でIT業界に入るか迷っていた僕がずっと気にしていたんですよね。
周りにIT業界で実際に働いている友達もいないし、ググるしかなかった僕はネットで情報収集しながら、こんな事を思っていました。
- エンジニアはブラックって書いてあるけどどのくらい辛いの?
- フリーランスエンジニアは自由って書いてあるけどい実際は?
- 結局ブラックなの?ホワイトなの?
- ネットの情報だしもうよくわかんないよ〜〜〜!!!
結局大学4年の12月からプログラミングスクールに通い、半年間の受講を経て卒業後IT業界へ無事就職は出来たものの、いわゆる「エンジニアってマジでブラックじゃん」という生活を1年1ヶ月過ごしました。
社畜時代は本当に辛かったですし、まさにエンジニアってブラックで将来もう見えないなと思っていた時期がありました。
そこから縁に恵まれて転職し、今は「いつどこで働いても良い」という環境で仕事をさせて頂いています。
社畜と自由の両極端の環境で働いた僕の結論としては、社畜時代も踏まえてエンジニア(Web業界)ってサイコーです。
迷っているなら是非挑戦してみて欲しい。
この記事では、こんなことが分かります。
- ブラックになりがちなエンジニアの種類
- ホワイトに働けるエンジニアの特徴
- 社畜を経験した僕がなぜエンジニアになる事を進めるのか
- オススメのキャリアパス
それではどうぞ!
目次
エンジニアがブラックなのは本当?その理由は?
エンジニアがブラックという噂は会社のビジネスモデルにもよりますが、本当です。
正確には、働く会社のビジネスモデルによって左右され、ブラックな働き方になってしまうエンジニアもいれば、いわゆる時間も場所も問わず自由に働いてるエンジニアもいるので、その会社次第という答えになります。
「会社によりますなんてズルい答え方だよ!」なんて言われちゃいそうですねw
みなさんが自分で判断出来るようにこの会社の見分け方について解説していきますね。
Web業界の会社のビジネスモデルというと、大きく分けて2つに分かれます。
- 自社サービスの会社
- 受託開発(クライアントワーク)の会社
このうち、「受託開発の会社はブラックになりやすい」です。
受託開発とは、例えばお客さんにうちのホームページを作ってよ!と言われてはいいくらですと作って納品する事で収益を上げている会社です。
正に僕がこのパターンでした。
対して自社サービスの会社というのは、文字通り自社でプロダクトを作っている会社のことで、例えばLINEさんやメルカリさんなどです。
ネットに落ちている情報でとてもキラキラ働いているように見えるのは大体が自社サービスの会社で働いているエンジニアです。笑
会社を選ぶ際にはその会社で開発しているプロダクトがあるかどうかを見るようにしましょう。
なぜ受託開発の会社はブラックになりがちなの?
受託開発の会社がブラックになりやすい理由は、「物量を多くこなす事で収益を上げる」からです。
僕が働いていた会社では、とにかくたくさんのホームページを作る事で収益を上げていました。
何かトラブルがあったら緊急で対応しなければいけないし、新規でホームページを作る時もお客様の都合に合わせて作るので、スケジュールがめちゃくちゃタイトなんですよねw
しかも物量を多くこなさなきゃいけないので、社内で新しい事業に挑戦する余裕もない。
みんな受託開発をやっている以上忙しいということを分かっている
↓
新規事業をやったとことで収益が出なかったら困る
↓
結果的に今まで通りの業務を行う
↓
忙しくなり疲弊する
って感じでとても悪循環でした。
ブラックな会社ってどのくらいブラックなの?
僕の場合は定時が10時〜19時で、休憩1時間だったのですが、10時〜23時か24時まで働く日がほとんどでした。
ぶっちゃけ会社に泊まって朝まで仕事をして、少しだけイスで寝て起きてそのまま働いていた時もありましたね。
こんな生活が今後もずっと続くのかな?家庭が出来ても子供にも奥さんにも会う時間がない!と将来が本当に不安でした。
自分の場合はホームページ制作のフロントエンドエンジニアだったので、業務はひたすらコーディング。
html,css,jQuery,PHPを多少いじるという感じで、一連の作業を覚えたらあとはひたすら繰り返しで全くクリエイティブな仕事ではありませんでしたね。
現在はホワイトに働いています
※イメージです。笑
縁に恵まれたため自分は自社サービスの会社に転職し、今は「どこでいつ働いても良い」というめちゃくちゃホワイトな環境で働いています。
実際は大事な会議があればオフィスに行くし、打ち合わせもあるのでいつどこで働いても良いといってもある程度普通の時間に寝て起きてますがw
自社サービスの会社で働いて分かった良いことは、
- 納期は自分たちで決めるもの
- 物量よりも質が問われる
- スキルがつき、将来が楽しみ
などなど、いっぱいあります。
結局自社サービスの会社は自分たちの目標に向かって業務を行うので、仕事の納期も自分で決める事ができます。
明日までの納期の仕事があって間に合わなさそうだったら納期をずらすという選択が取れるんですよね。
また、自社サービスの会社では仕事の量よりも質です。
任された成果を出せればその過程は問わないというのが自社サービスの特徴です。
1週間かけて何回トライしても達成出来なかった目標が、パッと思いついて実行した施策で目標としている数値を達成したりするので、質がすごい問われる世界なんですよね。
自社サービスの会社で働いていると、自分たちのサービスの強みは何で、市場にはどういう競合がいて、どう売り出せば違いが出るのか?など幅広いビジネススキルを身につけることができます。
長くなってしまったので一言でいうとめちゃくちゃやりがいがあります。
IT業界に入るか迷っている人は是非挑戦して欲しい
冒頭でも言いましたが、僕は社畜時代も踏まえてエンジニア(Web業界)ってサイコーだなと感じています。
というのも、社畜時代は大変でしたが、当時未経験だった僕を雇っていただき、指導してくれて、さらにお給料までもらえるなんて、本当にありがたいことですよね。
未経験から実際に業務がこなせるようになるまでが一番大変です。
ここが学べるのが受託開発の会社の良いところなんですね。
自社サービスの会社ではリニューアルなどがない限り0→1は学べません。
現在あるものの修正などがほとんどです。
しかし、受託開発の会社では新規で案件を受ける機会の方が多いでしょう。
僕は1年間で約80企業のホームページ制作をゼロから行いました。
そのおかげでコーディングスキルやデザインスキルが身につき、現在の会社ともご縁が出来ました。
今でも時々ホームページ制作の仕事を個人的に引き受けて少しお金を稼いだりしています。
確かにやってる当時はとても大変でしたが、Web業界では一度身につけると今度は会社を通さなくても直接自分で仕事を受けられるようになります。
また、周りにスキルのある友人がいれば一緒に働いたりサービスを立ち上げたりすることも可能でして、実際に僕も友人と一緒に仕事をしています。とても楽しいですよね!
受託開発の会社に行くなら数年がおすすめ
というわけで、僕は結果的に受託開発の会社で働いていたことを全く後悔していません。
ですが、これからWeb業界に入っていく皆さんに同じ思いはして欲しくありません。
そこで、受託開発の会社に入るなら最初から転職や独立を見越して何年働いたら次に行く!と決めて働くのがおすすめです。
ある程度スキルを身につけたらあとはルーティーンになってしまいますからね。
また、インターンから入るのも良いでしょう。
インターンだったらスキルさえつければすぐに辞めることも出来ますし、未経験でも雇われやすい。
週に3日出社しますと決めて、複数社で働いてスキルをつけながら、気に入った方に正規雇用で雇ってもらうなど、様々な働き方が出来ます。
もし僕が今未経験でプログラミングスクールを出たばかりの状態に戻れるなら、インターンで2社ほど週3日ずつ働かせてもらい、スキルが付いてきたところで別の会社に移りながらお気に入りの会社を見つけますね。
僕は地方出身ということもあり、大学卒業したら就職するのが普通だと思っていたので、最初から正規雇用で雇って頂いたのですが、実際に働かないと社内のことは何も分かりません。
何も知らないのに正社員で働くのはぶっちゃけリスクしかないですよね。笑
IT業界では未経験か・経験があるかで転職のハードルはかなり変わります。
未経験は圧倒的に転職が難しいのですが、ある程度経験を積むとむしろ自分で仕事を選べるようになります。
最初の数年は修行期間だと思ってスキルをつけるために腹をくくりましょう。
ホワイトに働くエンジニアになるにはスキルをつけよう
僕みたいにブラック企業で疲弊せず、仕事と休みのバランスを取りながらもスキルを磨いていきたいあなたは、就職・転職する前にしっかりプログラミングスキルを身につけましょう。
一般的に受託開発の会社よりも自社サービスの会社の方が求められるスキルは高いです。なぜかというと、自社開発はオリジナルのサービスの開発になるためエラーを自力で解決していかなければいけません。
受託開発ですと、受ける仕事が似てくるのである程度エラーも似た箇所で発生するんですよね。なので、自社サービスの方が発生する独自のエラーを解決するために高いスキルが必要になります。
では、そんなスキルをどうやって身につければいいかというと、プログラミングスクール に通うのがおすすめです。独学だと勉強方法も分からず、「とりあえずやり始めたけどどうやったらいいか分からない」となりがちです。
スクールに通うことですでにできる人から教えてもらえるため、どうやって学習していけばいいのか分かり、独学もはかどるので完全初心者でも会社に入れるレベルになります。
実は僕自身もスクールに通いましたが、それでも受託開発の会社が精一杯だったため、自社サービスの会社に行くのは独学だとかなり努力が必要です。
スクールに通うと最初はお金が少しかかって大変ですが、後々自由な生活や、収入の上がる職を手に入れるための自己投資だと思って、通ってみるのがおすすめです!
スクール選びはまず無料体験へ行ってみよう
プログラミングスクールは現在7~8社ほどあり、どこに通えばいいか迷ってしまうので、まずは良さそうなところを見つけたら無料体験へ行ってみましょう。
ぼくが無料体験が素晴らしいなと思ったのは圧倒的に侍エンジニア塾でして、単純にこの言語がおすすめですよとかではなく、僕たちがエンジニアになってどんな生活がしたいんですか?とか、こういうサービスを作っていくのは興味がわきますか?など、様々な観点から納得できるキャリアパスを相談させてもらえるからです。
プログラミング未経験の時ってぶっちゃけIT企業のことよく分からないし、その状態でどのスクールに行って、どの言語を学んでどんな会社に行けばいいのかって決められないですよね。
なので、複数社あるなかでもまず侍エンジニア塾でなんとなくIT業界の全体図を掴んだ上で、今後のプログラミング学習計画を練っていくのをおすすめします。
まとめ
はい!それでは本日伝えたかったことを簡単にまとめます。
- エンジニアは受託開発の会社だとブラックになりがち
- しかし未経験の場合は最初はそういう会社で経験を積むのもアリ
- 受託開発の会社で働くならインターンから入り、数年で転職することを決めて入るのがおすすめ
- 迷っているならWeb業界は楽しいから挑戦してみるべし
- まずは侍エンジニア塾の無料体験でIT業界の全体図を掴むのがおすすめ
こんな感じでした!
最初の数年は修行だと思って努力して後々自分の希望する生活ができるように一緒に頑張りましょう〜!
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