はやひろ
この記事をご覧になっているあなたは、
- コーダーって将来性あるのかな?
- 仕事はなくなるの?不安でいっぱい…
- 将来性を踏まえて今後のキャリアを考えたいな
などと思っていませんか?コーダーってとてもスキルとしては高いのに、最近はテクノロジーの発達によって「将来なくなるかも」とか言われていますよね。
結論から言うと、徐々になくなるor業務は変わる方向性に進んでるので、ほかにもスキルを身につけるべきだと思います。
「じゃあ今コーダーをやってる人はどうすればいいの?」という疑問が湧いてくると思うので、現在コーダーをやってる人が一緒に身につけるべきスキルも解説していきます。
自分は1年半前までコーダーをやっていたのですが、今はコーディングスキルを生かしてベンチャーに転職しマーケティングをやっています。
そんな僕のリアルな経験談も踏まえながら描いてみましたので、是非参考にしてみてください。それではどうぞ!
目次
Webコーダーの将来性は?仕事はなくなる?
Webコーダーの将来性はどうなるかというと、なくなる方向性で世の中は進んています。
STUDIOというツールでは、実際にコードを書かずに、デザインのみ行い、ツールが自動的にコードに変換してサーバーにアップロードするだけで公開できます。
このツールを使ってサイト制作に少し携わっていたのですが、本当にコーディングはしなかったですね。
しかし、こういったツールがあるからといって、すぐにコーダーの仕事がなくなるかというと、そんなことはありません。
クライアントの要求次第では開発仕様的にコーディングせざるを得ない場合ももちろんあります。
ただ中長期的な方向性としてはSTUDIOなどのツールがどんどん出てくることで、なくなる方向性には向かってるので、HTML、CSSしか書けないコーダーは他のスキルを身につける必要があります。
Webコーダーがキャリアアップするためのスキル
「それではどんなスキルを身につけておくと良いのか?」というと、3つあります。
- プログラミング
- デザイン
- マーケティング
詳しく解説します。
プログラミング
HTMLやCSSに合わせて、JavaScriptやPHP、Rubyなどを組み合わせることで、フロントエンドエンジニアや、Webエンジニアというキャリアを歩む道です。
コーダーからエンジニアになるのが一番親和性が高く、学びやすいのでおすすめです。
業務外で学びつつ、スキルアップして社内で取り組ませてもらうか、転職しつつ自分のキャリアを広げていきましょう。
僕は以前Web制作会社にいたのですが、社内ではコーダー→フロントエンドエンジニア(PHP、WordPress)といったキャリアパスが一般的でした。あなたのいる会社に合わせてこちらは選んでいきましょう。
デザイン
デザインも学んでWebデザイナーへと転身するキャリアです。コーディングとデザインって少し求められるスキルが違うので、難しいとは思うのですが、コーダーだとすでにデザインツールは触ってるので、未経験よりは学びやすいかと思います。
デザインできる+コーディングできると、1人でサイト制作受注できますし、コーディング視点があってデザインできる人と、デザインしかできなくてデザインやってる人だと、コーディングのしやすさ全然違いますよね。
もし今デザイン系も興味があるんでしたらとても良いと思います。
マーケティング
コーディング+マーケティングを学んでコードの分かるマーケターの道もおすすめです。実際に僕がこの例なのですが、マーケやってくには結構コーディングも分かっておいた方がいい場面に遭遇します。
ちょっと見た目を変更したい時は自分でできますし、エンジニアに改善の依頼をするときにコミュニケーションの取りやすさが全く違いますね。
マーケティングをやってくとABテストと呼ばれる、どっちのパターンが成果がでるかを測るテストをするんですが、そういった時も自分で全て実装して改善サイクルを回せるので、コードを書けるマーケターというポジションもありだと思います。
Webコーダーのキャリアアップ戦略と事例紹介
「プログラミング、デザイン、マーケティングの3つあるうちどれがおすすめか分からない」というあなたは、まずはプログラミングがいいんじゃないかなと思います。
理由は、今持っているスキルとの親和性がもっとも高いので、市場価値が上がりやすいのと、転職や独立もしやすいからです。
デザインやマーケティングももちろんおすすめですが、戦う畑としては既存のデザイナーやマーケターになるので、ある程度身につける必要があります。
ただ身につけたあとはコーディングも分かるデザイナーや、コーディングも分かるマーケターっていう「付加価値」になるので、おすすめですが少し時間はかかりますよね。
このスキルの掛け算というのが僕は大事だと思ってまして、例えばプログラミングを学びつつ、少しでもデザインやマーケティングが分かっていると、今度はデザインの分かるエンジニアや、マーケティングの分かるエンジニアっていうポジションになりますよね。
実際こういう人ってあまりいないので、市場価値は上がります。なので中長期的には色々なスキルをかじりつつ、プログラミング・デザイン・マーケティングのどれかを掘り下げていくのがおすすめです。そこは興味がある分野を選べばいいと思います。
経験談:1年半前までコーダーだった僕のキャリアの考え方
こちらは実際の事例の一つとして紹介です。僕は1年半前までWeb制作会社でコーダーをやっていました。HTMLとCSSが分かっていて、jQuery、WordPress、PHPは少しずつ触れていて、デザインソフトも触ってるくらいのレベルです。
僕は「将来的に1つのサービスやプロダクトを作ってみたい」という気持ちがあったので、Webサイト制作の方法は分かったものの、どうやって人を集めればいいんだろう?とか、製品を作る側になるにはどうすればいいんだろう?と悶々としていました。
そんな中で先輩から副業でライターの仕事を頂いて、マーケティング学んでいたらベンチャー企業に転職できるタイミングがあり、
マーケティングとデザインをかじっているコーダー
→コーディングができて、デザインもかじってるマーケター
になるために転職しました。実際にやってみるとエンジニアやデザイナーと会話ができて、マーケもできる人って意外と多くないのでこのポジションは有りだなと思っています。
今後はマーケティングを中心に掘り下げて、Webサイト制作を請け負いつつサイト制作後のマーケティングも一緒に提案できるような人になりたいと思い日々修行中です。
こんな感じで、1つのスキルを掘り下げつつ、2つ、3つのスキルも知識があると仕事もしやすいし、個人で仕事も請け負いやすくなります。あくまで1つの事例ですが、コーダーをやっていてキャリアに迷ってるあなたの参考になれば幸いです。
プログラミング・デザイン・マーケティングスキルの学習方法
ではコーダーやりながらプログラミングやデザイン、マーケティングを学んでいく方法について解説していきます。
コーダー向けプログラミング学習方法
僕がHTMLとCSSのみしかわからなかった時は、jQueryや、PHP、WordPressの書籍で「概要を掴む+Progateで学ぶ+実務でアウトプット」っていう感じで学んでいました。
会社の業務的にjQuery、PHP、WordPressまではアウトプットの機会があったのと、不明点は先輩に聞きつつ進められたので感謝ですね。
そこは現在の会社の業務に合わせつつ、独学またはプログラミングスクールで学んで転職とかもいいと思います。
第二新卒におすすめな転職エージェント厳選5社!メリットと注意点も解説コーダー向けデザイン学習方法
僕がデザイン学習をするときは、「まずデザインの概念を学ぶ+デザインツールのチュートリアルを行う」っていう感じで、デザインの正しい知識を入れつつ、明日すぐに使えるテクニックをチュートリアルで学んでいました。
デザインツールは複数あるのですが、会社で使ってるものをまず学ぶのがいいと思います。自分の場合はPhotoshopでした。
デザインの概念を学ぶのには、デザイナーではないあなた向けのまず最初に読むべき書籍があるので紹介します。
こちらの書籍は良いデザインと悪いデザインを比べつつ、「何が良いくないのか?何が見やすいデザインなのか?」を自分で考えていきながらデザインを学べる本です。
ただ、デザインっていうのはこうだよって言われる本だと頭に入って来にくいですが、こちらは自分で考えながら学べるのでおすすめです。
事例がたっぷりで、イメージもしやすいので是非見てみてください。なお、Kindleだと若干見づらかったので、書籍がおすすめです。
コーダー向けマーケティング学習方法
コーダーの方でマーケティングを学びたい!というあなたは、まずはブログを立ち上げてみましょう。ブログを立ち上げるとSEOや広告の基本について学びながら実績を作れるのでおすすめです。
ライティングのスキルも磨きつつ、ブログを自分でカスタマイズしたりなどコーディングスキルも活かせます。
こちらの書籍ではブログで収益をあげてる人の仕組みや、超基本的な考え方が学べるのでまず最初の読むべき一冊になっています。
書籍でインプットしつつ、ドメインをとってブログの開設から始めましょう。
まとめ
いかがでしたか?Webコーダーの将来性と今後のキャリアアップに向けて身につけるべきスキルを紹介しました。
最後に本日のポイントについてまとめると、
- コーダーの仕事は中長期的にはなくなる方向に向かっているが、すぐになくなる訳ではいない
- スキルの掛け算が市場価値をあげる。プログラミング・デザイン・マーケティングのいずれかがおすすめ。
- 一番興味があるスキルを掘り下げつつ、他の知識も入れることでキャリアアップは可能
っていう感じでした!
コーディングの仕事自体はなくなる方向性で進んでいるものの、スキルは確実にあなたの資産となっていくので、他のスキルと組み合わせて戦略的に生きていきましょう!
それでは本日もありがとうございました。