Webマーケティング の特徴とは?ネットならではの違いと基礎を解説

こんにちは。本日は急成長中のベンチャー企業のマーケティングポジションでしごかれている僕がwebマーケティングならではの特徴を話していこうと思います。

というのも、バナーのABテストを繰り返していく中で、こんなことを思ったので。

この記事ではこんなことが分かります。

  • webマーケティングの担当になったばかりの人
  • これから副業でブログやサイト運営をやっていきたい
  • 既に担当だけど、ネットならではの特徴はと聞かれると分からない

超基礎的な内容です。理由や背景を抑えてマーケターとしてレベルアップしましょう。

それではどうぞ!

Webマーケティングの特徴とは?厳選3ポイント

  • 1.webマーケティングは「量より質」が大事
  • 2.web上のユーザーの購入意思はとっても短い
  • 3.web上のブランディングの影響力はとても大きい

最終的に覚えていただきたいのはこの3つだけ!ひとつひとつ見ていきましょう。

Webマーケティングは「量より質」の時代

webマーケティングでは情報を拡散する「量」よりも、その人にとって適切な情報であるかの「質」が成果を上げるために必要です。

理由としてはこちらの3つ。

  • 現代のインターネット上には様々な広告が用意されているがクリックされにくい
  • ユーザーは多数の広告があることを理解し、邪魔だと思っている
  • ユーザーは「自分にとって必要な情報」しか見ない

web(インターネット)上の広告はクリックされにくい

現代のインターネット上には様々な広告が用意されています。

リスティング広告や、純広告、ネイティブ広告、SNS広告、アフィリエイト広告などなど多岐に渡ります。

みなさんも後存知リスティングといえばgoogleの検索画面の一番上に出てくるものですね。

これらのクリック率は0.4%~1.6%と言われています。

良いものでも100回表示されて2回もクリックされないんですね。

広告とは別にダイレクトメールなんかは、メールの開封率が3~5%、開封から実際に商品を買ってくれる人は0.3~0.5%と言われているので、意外にも広告よりもダイレクトメールの方が効果としては高いのです。

このご時世メール?古くない?笑 と言いたくなっちゃいますが、そのくらい広告の効果は少なくなってきているんですね。

ユーザーは多数の広告があることを理解し、邪魔だと思っている

それでは、なぜユーザーは広告をクリックしたがらないのか?

普段あなたは広告をクリックしますか?もししないとすればなぜでしょう?

…そうです。広告の枠にある情報って基本的に自分が求めてる情報ではないからですよね。

IT関係職ではない人でも、無意識のうちにインターネット上に多数広告が存在していることをユーザーが理解しており、かつその情報が有益ではないと考えるようになってきています。

以前はそこまでインターネットを使っていなかったので、

広告・PR・SEOにコストをかけて露出機会を増やす

ユーザーの目に触れる機会が増える

結果販売などの成果も自然と発生する

このロジックが成立していました。

しかし今日ではユーザーが興味を示さない以上、いくら露出機会を増やしても期待したほどの効果は生まれません。

ユーザーと接点できる機会は少ないとの前提で、質や成功率をいかに高められるかが大事となって来ています。

それでは、どうやって少ないチャンスでユーザーに商品へ興味を持ってもらうのか?

ユーザーに「自分ごと化」させる

この情報は「自分にぴったりだ」と思わせることが大事になってきます。

自分ごと化させる最大のポイントはストーリー性です。

ストーリー性を出す方法はこちらです。

  • 自分と同じ状態の人が、なんらかの商品やサービスを用いることによって、ポジティブな変化を遂げていく
  • そのストーリーがユーザーにとって身近で現実的であることが求められる
  • なので、万人受けは狙わない

あえてターゲットを絞り込み、余計なものは削ぎ落とし、成功率にこだわります。

例えば会社員も主婦も学生もみんなのためになる副業講座よりも、「30才の普段は子育て中だけど、先を見据えて空いている時間でお小遣い稼ぎをしたい主婦に向けたライティング講座」の方が主婦の人から見たら「あたしにとって必要な情報だ!」となり興味を持ってもらえます。

専門用語を使うと、「ペルソナに絞った訴求をしよう」みたいな言い方をする時もあります。

以前は、「お得・便利」などの言葉でユーザーは興味をもったのですが、現代のインターネット社会ではそのような言葉は散乱されているので、ユーザーはもう興味を示さないんですよね。

web上のユーザーの購入意思の持続時間は短い

インターネット上では消費者・ユーザーは「この商品・サービスを欲しい!」と思ってもその時間が続く時間はとても短いです。

例えばスニーカーを探していて、コンバースいいじゃん!欲しい!と思ってページにたどり着きました。

下までスクロールしたら別のスニーカーが売ってるのでこれもいいなとクリック…

めちゃくちゃあるあるですよね。笑

それでは、なぜインターネット上のユーザーの購入意思は短いのか?

街角の広告を見て購入を決意した場合と比べて解説していきます。

ケース1.リアルな広告を見て決意した場合

テレビ・CMなどリアル広告で商品の購入を決意した場合、消費者は購入と行為をするまでに発生する様々な工程を理解した上で決意しています。

例えば、

  • 店舗に行って説明を受ける
  • 事前に電話で予約する
  • 申込書を書いて提出する

などなど…無意識のうちに想像して納得した上で買おう!と決めているので購入の意思がその時まで長く続きます。

ケース2.インターネット上の広告を見て決意した場合

インターネット上では、クリックひとつで購入が出来るため、購入に対して強い意志を作りません。

なので、購入を決意した後でも、小さな原因で購入をやめることがよくあります。

例えば、

  • 購入を決意した商品のネガティブな情報に触れた場合(点数低めの口コミなど)
  • 他の商品のよりポジティブな情報に触れた場合(こっちの商品の方が良いですよなど)

などなど、インターネット上は情報に溢れているので、簡単に購入の意思が移り変わるんですね。

購入意志の持続時間が短いのはこういった理由です。

逆に言えば、他社の商品の購入を決意していても、自社の商品を売り込むチャンスはいくらでもあります。

その瞬間の購入意思の判断を勝ち取るためには速やかにクロージングすることが大切です。

ECサイトやLPでカートやフォームの改善をどの本でもおすすめしてるのはこういった背景があるからですね。

  • クロージング工程のチェックは定期的に行うことが大切
  • クロージングを消費者に提供するためのシステムは常に更新されている

ブランディングの影響がWebマーケティングは特に大きい

ブランディングとは、企業やブランド、サービス、人に対してユーザーが抱くイメージのことです。

SEOの情報発信に強いブロガーといえば、マナブさんだよね。みたいなものです。

ユーザーが脳内で想像して出てくるようになったら完全にブランディングに成功していると言えるでしょう。

なぜWebではブランディングが必要なの?

現代のインターネット上には、商品やサービスに関する情報がとても多いため、消費者は常に様々な情報から比較検討をしています。

たくさんの情報を取捨選択し、どのサービスが自分にとって最適か、信頼出来る情報かを判断するのはとても大変ですよね。

ユーザーはお金を支払って対価を受け取る時に「失敗したくない」という気持ちがとても強いです。

ブランディングが成功しているものに最低限の品質の保証を感じるんですよね。美味しいコーヒーが飲みたかったらスタバみたいな。

スタバほどで有名ではない場合は、Wwb上では口コミ系の情報源がとても頼りにされています。

他の消費者が自分の代わりに体験したことなので、消費者が「自分ごと化」するひとつの方法なんですね。

SNS含む口コミ系のサービスで自社の商品やサービスに対してポジティブな情報が常に流れている状況を作ることが、ブランディングでは必要になってきます。

Webマーケティングの特徴のおさらい

  • 1.ユーザーは広告を理解しており、自分に必要な情報しか見ないので、「量より質」が大事
  • 2.web上のユーザーの購入意思はとっても短いので、素早いクロージングが必要
  • 3.web上には情報が膨大にあるので、ブランディングの影響力、口コミの第三者視点が重宝される

という感じでした。

Webならではの特徴を理解してやっていきましょう!

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