こんにちは!最近の読書する時に紙の本から完全にKindleに乗り換えました。持ち運びが楽でいいですね。
本日は読書方法のうちの一つである「レバレッジリーディング」について書評・紹介していきたいと思います。
読書術に関する本や方法は他にもありますが、レバレッジリーディングはビジネスで成果をあげたい人に最もぴったりな読書方法です。
この記事では、レバレッジリーディングを読んでわかった
- ビジネスで成果を上げる人の行動の仕方・考え方
- 最小の労力で、最大の成果を上げるための本の読み方
- 単なる読書術ではなく、成果を上げることを目的とした読書の流れ
これらを紹介していきます。
こんな人にオススメ!
- 本は読んでるけど、イマイチ成果が出ない
- 読んでるけど、読んだままになっている
- 現在の仕事で成果を出さなきゃいけないけど、やり方がわからない
- 時間がなくて本を読んでる暇がないんだけど
それではどうぞ!
目次
読書とは最も費用対効果の高い投資である
まず読書に対する考え方から変えていきましょう。
あなたにとって読書とはなんですか?なんのためにしていますか?
人それぞれのアンサーがあると思いますが、情報収集のため…△、趣味が読書です…△です。笑
この記事では、読書は問題を解決し、成果を出すことを目的としています。
読書を戦略的に能動的に行います。
本は一冊1000円~1500円ですよね。
本の内容を実践し、今まで出来なかったことが出来るようになり、これまでより10万円分多く利益をあげられたら1000円の価値が跳ね上がります。
成功する人はなぜ本を読んでいるの?
同じ時間を費やして努力しているのに、10のリターンの人もいれば100のリターンの人もいます。不平等ですよね。笑
100のリターンを得たいと思ったら、今までにやってきた他人のノウハウを生かして自己流にアレンジし、実践で活用するのが近道です。
天才以外は自己流でビジネスをしても結果が出せないか、結果を出すまでに時間がかかります。
そういった試行錯誤に時間や労力を使うのではなく、結果を出すために時間も体力も使った方が圧倒的に時間も少なくすみます。
もう、楽をしましょう。笑
読書は他人の何年、何十年と血の滲むような努力によって得られた貴重なノウハウを体系的にわかりやすくまとめられたものです。
他人の経験に自分のやる気をミックスすれば、なるべく早く高いリターンを得られます。
レバレッジリーディングとは?
さて、本題のレバレッジリーディングとは、ビジネスで成果を上げるための読書術です。
最小の労力で最大の成果を上げるための読書なので、インプットの時間をなるべく減らし、アウトプットを最大化することにフォーカスしています。
レバレッジとは「てこ」のことで、読んだ本を生かしててこの原理のように数十倍、数百倍のパワーを発揮するようなイメージですね。
速読術との違いは?
レバレジリーディングは多読です。
速読は文章を早く読むことにフォーカスしていますが、レバレッジリーディングは本を多く読み、その本をどう実践で生かすかまでを踏まえた読書方法です。
読んでOKではなく、読んで実践し、成果を上げてゴールの読書術となります。
読書のその後までを考えていると思ってもらえればOKです。
【本の選び方】本探しは投資物件探しと一緒である
レバレッジリーディングでは、本を読む前の探す段階からスタートします。
この世に本は無限にあるので、その本の中からいかに自分にリターンのある本を見つけるかがインプットの労力を減らすためのポイントです。
選び方のポイントはこのような感じですね。
- 本の読む目的を明確化
- 経験型の本を選ぶ
- 良い本をスクリーニング
本の読む目的を明確化
目的を明確にするには、「自分の理想は何か、それに対して現状の課題は何か」を考え、それを埋めるため、解決するための本を選びます。
自分がレバレッジリーディングに出会ったきっかけは、
仕事が出来るビジネスマンになりたい!
だから、何となくみんなからの進めで本は読んでるけど、
いまいち成果に繋がらない…成長している気がしない…
読書方法が違うのかな?調べてみよう。
みたいな流れからレバレッジリーディングにたどり着きました。
なんとなくでも良いので、理想の自分を明確にすることでギャップがわかり、読むべきものが見つかります。
経験型の本を読もう
経験型の本とは、著者のこれまでの経験が書かれた本のことです。
なぜ経験型の本がいいのか?というと、ビジネスに役に立つのは理論よりも実践のノウハウであり、経験型の本を読むことは著者に直接アドバイスをもらってるのと一緒です。
分厚い、小難しい本を読んでもすぐ実践できませんよね。
良い本をスクリーニングする
同じようなカテゴリの本がたくさんある場合は、これらの方法で良い本を絞り込むという方法もあります。
- 友人・知人・目利きの口コミ
- 自分が気に入った本の著者の別の書籍
- お気に入りの書籍の中で紹介されていた他の本
- メルマガの書評
- 新聞・雑誌の書評や広告
- 書評サービス
尊敬している上司のオススメの本を読むとかは手軽に出来てオススメです。
あとは有名人の、例えばホリエモンさんが紹介した書籍を読むとかもいいですね。
【本の読み方】一言一句全てを理解しようとしない
本を選んだら、次は本の読み方です。
本の読み方のステップとしてはこんな感じですね。
- 本を読む目的の明確化
- 制限時間を設ける
- 著者のプロフィール・目次・前がき・あとがききを読む
- 斜め読みしながら大事な部分はどんどんチェック
それでは一つずつ分解して説明していきます!
本を読む目的の明確化
まず、改めて「この本から何を得たいか?」を考えます。
読んでいくと忘れがちなので、あらかじめ得たい情報をリスト化しておくとかも良いですね。
心理学で“カラーバス効果”というものがあって、自分が意識してることは無意識的に目に入るようになるものです。
例えば、自転車を買おうと思った瞬間に渋谷で自転車で移動してる人の多さに急に気づいたりとかですね。
得たい情報が勝手に目に止まるようになります。
制限時間を設ける
制限時間を設けることで、丁寧に読みすぎることを防げます。
そもそも、「本の内容を一言一句読まなくてはいけない」の考え方は今日で捨てましょう。
そもそも本の中で著者が本当に言いたいことは平均5~15%と言われているので、重要な部分のみを抜き取れれば良いのです。
レバレッジリーディングでは、「全て抜き出して何も実行できないよりも、一項目だけ重要な部分を抜き出して実行できることの方が価値がある」としているので、本当に必要な部分だけを抜き取って、それを行動に移しましょう。
著者のプロフィール・目次・前がき・あとがきを読む
著者のプロフィール・目次・前がき・あとがきから読むことで、これまで何をやって来た人なのかわかり、全体を俯瞰して見れます。
これから読んでいく上でどんな内容が書かれているのかをイメージ出来るので、しっかり読まなくても何が書いてあるのかわかるんですよね。
これ試してみてください、マジです。笑
斜め読みしながら大事な部分はどんどんチェック
斜め読みとは、文章をある程度飛ばしながら読む方法です。
イメージ的にはこんな感じ。
途中で、「あ ここ繰り返し言ってるだけだ、読まなくてもいいや」とか思った瞬間にバンバン飛ばしましょう。
読みながら大事な部分には線を引き、わかるようにページを折ります。
kindleの場合はマーカーを引いて、付箋ボタンを押せる機能が付いてますね。
また、空欄には、「もし自分だったらどうするか」をシミュレーションしながら書き込みます。
著者の経験を現実に落とし込む作業ですね。
こちらもkindleはメモを追加出来るので、メモで対応しましょう。
【本を読んだ後】読んだらメモをとり実践しよう
さあ、メモをとったらいよいよ実践編です。
これまで本を読んで読みっぱだったという心当たりのある方いらっしゃるのではないでしょうか。
わかったつもりになってその場の満足感で終わらずに、実践することで自分のものにしていきましょう。
実践編のポイントはシンプルにこれだけです。
- レバレッジメモの作成
- いざ、レバレッジメモを実践
レバレッジメモの作成
メモの作り方はいたって簡単です。
自分が線を引いた部分や、書き込んだところを一枚のノートやドキュメントにまとめるだけです。
人によって使うツールは何でも良いと思います。
私はPCを使うことが多いので、Evernoteというサービスを使っています。
メモが取りやすく、パソコンとスマートフォンで同期して使えるので、見たいと思った時にすぐに見れて便利です。
自分の場合はこのような感じで階層化してまとめるようにしています。
このメモを隙間時間に何度も読みましょう。
いざ、レバレッジメモを実践
実践することで、初めてレバレッジメモが使えるかどうか分かります。
実践していきながら自分に合うように修正や応用して、どんどん自分流にアレンジしていきましょう。
こうして、メモという情報資産を顕在化させて成果を出すことで本来の本のパフォーマンスが発揮されます。
イチロー選手が試合でヒットを打つために何度も練習を繰り返すように、いざ大事な場面で反射的に動けるよう、何度も見返し何度も実践しましょう。
この過程でいつの間にか自分の資産が溜まっていきます。
最も大切なのはメモを実践すること
いかがでしたでしょうか?
レバレッジリーディングでは、インプットの時間を減らして、アウトプットを最大化し、レバレッジをかけて成果をあげることを目的とした読書方法です。
本の選び方から、読み方・読んだ後まで様々なポイントを解説しましたが、一個だけ最重要ポイントを言うならば、「メモを実践すること」です。
100の学びを得るよりも、1の行動が大切です。
情報を得ることを目的とせず、成果を出すために読書をしていきましょうね。
本の中では、さらに本田さんの背景や、レバレッジリーディングに対する考え方がより分かります。
名著なので気になった方は読んで見てください。
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