はやひろ
そんな経験を踏まえて今回のWebマーケティングのおすすめ転職エージェントについて書いていきます!
Webマーケティングの転職ってどういう会社や職種があるの?
今後どんなスキルを身につければキャリアや年収アップが見込めるのか知りたい
世の中には沢山の企業があるので、転職エージェントに会社の選び方や良い企業探しを手伝ってもらいたくなりますよね。
そこで本日はWebマーケティング職に強い転職エージェントを紹介していきます。
実際に以下を特におすすめの転職エージェントの事例として解説していきますので、無料登録をして案件を見れるようにしておいてください。
- まず登録しておきたい大手エージェント→リクルートエージェント
- IT業界特化型で質の高い面談ができる→ワークポート
- 広告業界に精通していてよりコアな求人が探せる→マスメディアン
しっかり自分が希望する転職先の要件をあらかじめ整理しておくために「スキルが身についてキャリアと年収アップに繋がる転職」のできる会社の選び方も解説していきます。
さらに最後にはマーケティングのキャリアを考えるのにとてもおすすめな書籍も後ほど紹介しますね。
冒頭は「会社の選び方」について話していきますので、おすすめの転職エージェントをすぐに知りたいという方は、こちらのボタンよりスキップしてください。
目次
Webマーケティングの会社は2種類に分かれる
Webマーケティングの仕事へ転職したいと思った時に考えるべきなのが「会社の種類、業界・職種・会社のフェーズ」です。
会社の種類とは具体的に言うと、
- 1.支援会社
- 2.事業会社
の2つに分かれます。それぞれについて詳しく解説します。
支援会社のマーケターのお仕事・特徴
支援会社のマーケターとは、お客さんがいてそのお客さんのビジネスのマーケティングのお手伝いをする会社です。例えば電通や博報堂、サイバーエージェントなどのことです。
支援会社の特徴としては1人で複数のお客さんを担当するので、
- 色々な業界のデータや知見を得られる
- 一気に自分の中に知見がたまり、成功例を横展開できる
- 社内の先輩にできる人がいるため、スキルを身につけやすい
というメリットがあります。例えば医療業界・人材業界・金融業界など複数の業界に渡って業務を行えるので「この業界にはこの手法が効果が出やすい」などの知見が溜まりやすいんですね。
デメリットとしては、クライアントから任せられたマーケティングの数字のみを追うため、1つの事業を伸ばしていく中でマーケティングの数字が他のどのKPIと関わっているかなど事業の全体像が見えづらいことです。
例えば、マーケティングで問い合わせをもらうまでが自分の仕事になっており、その問い合わせをどうやって商談化するかは経験できないなど、事業の一部をお手伝いしている状態になります。
また、1つの事業を行うとき、マーケティング手法は広告・SEO・MEO・SNSなど様々な手法を使いますが、支援会社ではその中の一部しか任せられないケースが多いということです。
その代わり、広告に強い支援会社なら広告の知見が社内にすでにあるので、広告に関してはスピーディーにスキルアップできるということですね。
「広告代理店は激務のところも結構ある」と言われていますが、広告代理店はこの支援会社の方に入りますので、会社によっては残業が多いところもあるようです。
事業会社のマーケターのお仕事・特徴
事業会社とは、自社のサービスを運営する会社のマーケティング部署で仕事をしていく形になります。一般的にインハウスマーケターと呼ばれます。
例えば、トヨタや、楽天など日本のありとあらゆる自社の製品を扱う企業がこの事業会社に当たります。外資系だと、日用品のメーカーであるP&G出身のマーケターはとてつもなく優秀であると言われています。
事業会社の特徴としては、
- 会社の売上にひもづく全体像を俯瞰してマーケティングを行える
- 自分のアイディアをすぐに実行に移せる
- マーケティングの手法問わず様々なスキルを学べる
などです。自分の会社の事業を伸ばすために、広告やSEO、LPO、SNS、動画制作などありとあらゆるマーケティング手法を扱うため、マーケティングに関して幅広い知識を手に入れることができます。
さらにマーケティングでもらった問い合わせをどう売上に繋げていくかなど、社内の他部署の動きを見ることができますので、部署横断で仕事をするなどの経験も得ることができます。
デメリットとしては、
- 様々な業界の事例を知ることができない
- 社内に専門性の高い人がいるかは分からない
ことが挙げられます。自社の製品を取り扱う業界の動向は分かるのですが、他業界をキャッチアップすることは自分で行なっていかなければいけません。
はやひろ
マーケティング業界・職種の全貌をまず掴もう
会社の種類で支援会社を選んだ場合、マーケティング業界の中でもさらに業界を細分化することができます。
- 広告
- SEO・コンテンツマーケティング
- SNS・インフルエンサーマーケティング
- リサーチ・データ分析
「マーケティング 業界カオスマップ」と検索すると分かると思うのですが、とても膨大なので正確に分けることが難しいのですが、大まかに職種としては以下の4つに分かれます。
広告運用
広告運用とは、GoogleやYahooのリスティング広告、TwitterやFacebook・Instagramなどの出稿型広告の運用を行います。
広告を出したら、その広告のクリック先のランディングページの作成や改善も業務に含まれるので、LPOやEFO、セールスコピーライティングなどのスキルも同時に学ぶことができます。
広告を出すにはお金がかかるため、広告運用スキルは一度会社に入ってお客さんの資金を預かりながらの方が学びやすいです。
お客さんと繋がりがある人は独立後もそのまま運用頼まれるケースが多く、副業にも向いているスキルです。
有名な会社だと、こちらの2社が挙げられます。
SEO・コンテンツマーケティング
SEO・コンテンツマーケティングとは、GoogleやYahooなどの検索エンジン上で検索した時に上位表示されるように、サイトのページの設計・作成を行なっていく業務です。
「この検索をしている人はきっとこういう情報を求めているだろう」と想像を膨らませながらページを作っていく仕事です。
SEOのスキルを持っていると、例えば個人でブログやウェブサイト運営に役立ちますし、そういった実績を元に企業からコンサルティング依頼を受けることもできます。
副業に一番直結しているスキルになるので、おすすめです。
有名な会社だと、こちらの2社ですね。
SNS・インフルエンサーマーケティング
SNS・インフルエンサーマーケティングとは、企業のSNSアカウントの運用を代行して行うお仕事です。
ソーシャルネットワーキング上で、投稿をしたり返信を行なって、サービスの認知や購買してもらうことを目的としています。
インターネットができて、誰でも情報を発信できるようになり、情報が無数にある今の時代は「誰が言っている情報なのか」が重要視されているので、今後SNSアカウントの運用はどの企業も必須になっていきます。
個人でTwitterやInstagramの運用を行うことで、気軽に学ぶこともできますが、転職してしっかり企画・運用してみるとワンランク上の運用スキルが身につけられるでしょう。
広告運用・SEOに比べると今は副業案件の総数は少ないですが、既にありますし、今後その需要は高まっていくので、今学び始めるのはかなりおすすめです。
有名な会社だと以下の2つが挙げられます。
リサーチ・データ分析
リサーチの仕事とは、企業が商品開発するにあたって、市場に需要があるのか?消費者のインサイトは何なのか?などの調査を行なっていく仕事です。
具体的には、アンケートや電話、インタビューなどを通じて行なっていきます。
データ分析では、その商品が発売された後の反応やWebサイトとリアルの行動をデータとして可視化し、どこに問題があるのかを特定していく仕事内容です。
AIを使うパターンもあるため、一部プログラミングスキルが必要なケースもあります。
副業としては、高度なデータ分析ができる人にはあり、ビッグデータを扱っている大企業のデータを集めて新しい顧客の行動がないか見つけていく仕事はニーズがあります。
有名な会社だと、以下の2つですね。
会社のフェーズによって得られるスキルは変わる
Webマーケティングを学ぶにも、会社のフェーズや従業員などの規模数によっても変わってきます。大きく分けると2つ。
- 1.ベンチャー企業
- 2.大手企業
それぞれで得られるスキルが変わるので、解説していきます。
ベンチャー企業
ベンチャー企業では、人が少ないことがあるため横断的にマーケティング業務全体に携わることができます。
例えばSEOと広告運用を兼任することになり、一気に知識が広がる可能性があるので、なんでもまずマーケティングのことを実務でやってみたい人におすすめです。
マーケティングの全体図が見えたり、「0→1→10に成長するところを一緒に経験出来る」というメリットもあります。
しかしデメリットとしては、社内にその道のプロフェッショナルな人がいない可能性もあるので、教えてもらうというよりも自分が学びながら実務経験をこなすイメージでいると良いかもしれません。
自分で学んでいく力もつけられて一石二鳥という考え方もできますね!
大手企業
大手企業では、ある程度職務は限定される代わりにその道の先輩がいるため、教えてもらいながら早いスピードで成長することができます。
さらに、データが多く溜まっているためデータ解析スキルも習得できるメリットもあります。
しかし、広告担当なら広告、SEOならSEOと担当が決まって固定されるケースや上流の戦略部分に携わる可能性が低くなるので、スキルに幅が広がらないという可能性があり注意が必要です。
Webマーケティングのおすすめ転職エージェント
それでは、Webマーケティング職におすすめの転職エージェントを紹介していきます。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは転職実績No.1の大手転職サービスです。
マーケティング職だと非公開求人も含めて、4,506件もの求人がヒットしました。
メガベンチャーから立ち上げ期の企業まで幅広く取り扱っているため、まず登録しておきたい転職エージェントです。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、大手マイナビが運営する転職エージェントで、これまでの転職成功実績を元にした履歴書や面接対策をしっかりと行ってくれます。
大手有名企業のマーケティング求人や、Web以外の事業会社のマーケティング職の求人も豊富にあったため、様々な選択肢のなかから選ぶことができます!
ワークポート
ワークポートはIT系に強く特化している転職エージェントなので、細かい要望まで汲み取って求人の紹介を行ってくれます。
事業会社の求人を多く抱えているため、自社サービスのグロースに携わりたい人や、事業会社で戦略立案の経験を積みたい人におすすめです。
面談や返信のスピードが早いと評判のため、テンポよく転職活動を進めたい人もどうぞ。
doda
dodaも求人数が多く幅広い提案をしてもらって一緒に求人を選んでいけるのが特徴の転職エージェントです。
マーケティング職の求人は2500件ほどヒットし、有名企業から隠れた優良企業まで幅広い求人がありました。
こちらも迷ったらまず相談しておきたいエージェントですね。
マスメディアン
マスメディアンは宣伝会議が運営している広告業界に特化している転職エージェントです。
サイバーエージェントなどの大手広告代理店との実績があるため、そういった企業を志望する方は登録必須ですね。
Web広告について詳しく話しながら求人を選んでいけるので、少しマーケティング業界に携わっていたり、未経験でも少し勉強してからいくと濃い相談が出来るエージェントです。
uloqo
uloqoもデジタルマーケティング領域専門の転職エージェントです。
マスメディアンよりもさらに特化していて、非公開求人も多数の知る人のみ知る優良エージェント。
エージェントもデジタルマーケティング業界出身者なので、かなり業界の詳しい話を聴きながら転職相談をすることができます。
シンアド転職エージェント
シンアド転職エージェントも広告・IT/Webに特化した転職エージェントです。
コンサルタントがもともと広告やIT業界出身の人ばかりなので、会社の内部事情や状況を細かく話ながら相談していくことができます。
また、面談対応したコンサルタントがそのまま企業に推薦するため、企業側にその人の魅力がしっかりと伝わり、高い転職成功率を誇っているのもポイントです。
アカハイエージェント
アカハイエージェントは、リスティング広告運用に特化した転職エージェントです。
分野を絞っているためミスマッチが少なく、転職成功率の高いエージェントとなっています。
さらに、残業の少ない企業の紹介や、8割以上の方が前職より年収を上げている実績があるため、労働環境を良くしたい方にもおすすめのエージェントです。
Geekly
GeeklyはIT、ウェブ、ゲームに特化した転職エージェントです。
相談開始から1ヶ月でのスピード感のある転職活動が可能で、さらにIT業界に特化しているため、一人当たりの求人紹介可能数はなんと平均48社。
多くの選択肢の中から選びたい方にはとてもおすすめです。
Webマーケティングの転職エージェントの使い方
転職エージェントを使って相談〜転職成功までの流れはこちら。
- STEP1:まずエージェントへ登録
- STEP2:キャリアアドバイザーから連絡がくる
- STEP3:履歴書と職務経歴書を提出
- STEP4:エージェント面談
- STEP5:転職先の紹介、企業へ応募・選考へ
- STEP6:転職成功!
転職エージェントを利用する際は、キャリアアドバイザーの意見を絶対と思わずに、あなたも意見も積極的に伝えるようにしましょう。
アドバイザーとは真剣に向き合うのが転職成功の秘訣です。あなたがアドバイザーに言ったことの全てが企業へ伝わるわけではないので、苦手な部分も伝えていくのがおすすめです。
転職エージェントの面談前に整理しておくと良いこと
エージェント面談は1回が1時間〜1時間半程度なので、事前に情報を整理しておいて、スムーズに面談を進めましょう。だいたい聞かれることで、事前に考えておくべき内容はこちら。
- これまでの経歴、やったこと、実績
- 自分の得意なこと、強み
- どんな雰囲気の企業で働きたいか
- 年収や福利厚生企業へ求める条件
- 身に付けたいマーケティングスキルは?
などが整理してあると、面談がスムーズに進んで転職先を紹介してくれるでしょう。
特に「自分が行なった施策により数値が改善された実績」があるとアピールしやすく、そういった数値は面談中だと時間がかかるかもしれないので、前もって準備していくのがおすすめです。
まとめ:Webマーケティングで特におすすめの転職エージェントは?
今回はWebマーケティング職へ転職する際のポイント、おすすめの転職エージェント、転職の流れについて解説してきました。
おすすめの転職エージェントは9社紹介しましたが、その中でも特におすすめなのはこちら。大手エージェントから業界特化型までバランスよく選んだので、是非利用してみてください。
- まず登録しておきたい大手エージェント→リクルートエージェント
- IT業界特化型で質の高い面談ができる→ワークポート
- 広告業界に精通していてよりコアな求人が探せる→マスメディアン
余談:Webマーケティング職の転職を考える参考書籍
さらに、マーケティング業界でキャリアを考えるのにとっってもおすすめな書籍が2冊あるので、紹介しておきます。
マーケティングと年収のリアル
こちらの本はマーケティング業界でのキャリアパスをどのように辿ればいいのかが分かる超実践的な参考書籍です。
かなりリアルな話が多く、マーケターがどう人生を歩んでいけば良いのかが分かる本で、絶対に読んで損はありません!
苦しかったときの話をしようか
USJを再建したマーケター森岡さんの働く上での信念が描かれた書籍です。
より広義の「働く上で何を重要視して考えていけば良いか」を再確認させてくれる一冊。働く意味をもう一度考えたい人におすすめです。
それでは長くなりましたが、以上になります。
あなたのキャリアがより良いものになりますように!